酒、タバコ、女が嫌いな男もいる

私が会社員時代に困っていたのは
タバコ女(の話)
です。


  • 私はお酒が飲めません。
    カルピスサワーを半分飲んで、サラダボウルをゲロまみれにして、一週間逆流性食道炎で苦しんだことがあるのです。
    そのくらい、お酒がダメなのですが、社会人生活全く飲めないといってすんなりいくことはあまりなく…。
    乾杯のときは、他に飲みたいものがあっても、全員でビールで乾杯するのが暗黙のルールらしいので、それに従ってビールで乾杯したのです。
    その後、ウーロン茶を頼もうとしたら「おいおい。なにお茶を頼んでんだい。はい、ビールを飲む」と言われて飲まされたことがあります。
    なんだこの理不尽さはと感じました。
    「お酒飲めないです」と言ったら「飲めた方がいいよ」「本当に飲めないの?」「飲んだらどうなるの?」と言われて、 そのたびに、上述のエピソードを話をしないといけないのはしんどいのです。
    お酒の席だから、周りはガヤガヤしてるし、オチもないし、長ったらしい話なので。
    飲めないことをすんなり受け入れてくれる文化になって欲しいものです。

  • タバコ
    電子タバコも含めて、受動喫煙NGなのです。
    しかしながら、社長を含めた上層部やベテラン社員は喫煙者が多いので、喫煙者に合わせないといけないのがしんどいです。
    部の飲み会の幹事を上司から任されたのですが、タバコ嫌いの私がわざわざ喫煙可能のお店を選ぶというのは苦痛でした。
    飲み会でも「タバコという毒を入れるのが体にいいんだ」とドヤ顔で吸っている社員の前で、話を聞くというのは至難でした。

  • 女(の話)
    女性社員が多いこともあり、先輩から社内恋愛を勧められることが多いのです。
    入社式の夜の懇親会で、
    社長から「お前さ、彼女いないんだろ。この会社女の子いっぱいだからチャンスだろ」「この(テーブルにいる社員の)中で、誰がタイプなんだ。言ってみろ。こういうところから恋愛が生まれるチャンスなんだぞ」と言われて、
    ただでさえ社会人生活に慣れないのいけない状況で、さらにパニックに陥ってしまったことは未だに覚えています。
    その後もことあるごとに(社長に限らずいろんな先輩から)「好きな女性社員ベスト10言ってみろ」と言われたりで。
    マジレスすると、仕事のことでいっぱいいっぱいで、恋愛のことまで考えることに優先度を割くことに重きを置いてないのです。
    しぶしぶ、比較的絡みがあって、名前を出しても笑って流してくれそうな人の名前(仮にAとします)を出して、その場を乗り切りました。
    その後、別の飲み会で、先輩社員から、「お前、Aのこと好意を持っているんだってな。あいつ胸でかいから、おっぱいでヌいてるんだろ」と言われました。
    なんか強いショックを受けました。冗談でも、社員を性の対象とする会話になっていることに生理的に拒否をしていました。
    この飲み会では、飲みの強要や言葉の暴力もあり、困惑していました。
    このときの上司の上司が「社会とは理不尽なものなんだよ」と私に言い放ち、私はもう何も言い返せない状態になりました。

この日を境に、私は会社に対して不信感を持ち、しばらくショック状態が続きました。

今でも、あのとき同じ場面に出くわしたら、ちゃんと回避することが出来るという自信は持てないです。