アスペやコミュ障という言い回しについて

最近、「あの人、アスペだよね。」という声をよく聞くけど、違和感しか感じない。

アスペというのは、アスペルガー症候群のことを指しているはず。でも、ちょっとでもコミュニケーション能力に問題があることに対して、安易に「アスペ」って使ってほしくない。「コミュニケーション能力に問題がある」=「アスペルガー症候群」ではないのだから。

 

個人的には「コミュ障」というはまだありなのかなと思う。「コミュ障」とは「コミュニケーション障害」の略なのだろう(「コミュニケーション障害」が日本語として合っているかは別として)。「障害」という言葉も、実際に診断を受けた病名という意味でも、「何かしら問題がある」という広義的な意味でも使われている。「コミュ障」も、「コミュニケーションに関して何かしら問題がある」という意味で使われているのなら、間違ってはいないのだから。